[小ネタ]AWSアカウントの連絡先情報をTerraformで設定してみる

[小ネタ]AWSアカウントの連絡先情報をTerraformで設定してみる

Clock Icon2024.01.31

TerraformでAWSアカウントの連絡先情報を設定する場合、以下のリソースを使えば可能です。

AWSアカウントの連絡先情報

アカウントの連絡先情報は、「請求とコスト管理」 -> 「アカウント」から確認できます。

ちなみに、AWS CLIの場合は、以下のコマンドで確認できます。

$ aws account get-contact-information # 連絡先情報
$ aws account get-alternate-contact --alternate-contact-type "OPERATIONS" #代替連絡先

やってみる

Terraformコードは以下です。

resource "aws_account_primary_contact" "main" {
  country_code    = "JP"
  postal_code     = "101-0025"
  state_or_region = "Tokyo-to"
  city            = "Minato-ku"
  address_line_1  = "1-1 Nishishinbashi"
  full_name       = "Test Taro"
  phone_number = "+81xxxxxxx"
  company_name = "Classmethod,Inc"
  website_url  = "https://classmethod.jp/"
}

resource "aws_account_alternate_contact" "operations" {

  alternate_contact_type = "OPERATIONS"

  name          = "Test Taro"
  title         = "general"
  email_address = "test@example.com"
  phone_number  = "+81xxxxxxx"
}

terraform applyを実行すると、以下のように設定が更新されたことを確認できました。

おわりに

小ネタですが、AWSアカウントの連絡先情報をTerraformで設定してみました。

Organizations利用環境では、管理アカウントからメンバーアカウントを作成すると、自動的に連絡先情報がメンバーアカウントにコピーされます。

組織にメンバーアカウントを作成する - AWS Organizations

個別にアカウントの連絡先情報を設定したい場合は、AFTと上記を使ってアカウント作成時に自動で設定されるようにしてもいいかもしれません。

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